さくらんぼさらさん、こんにちは。
理系女子大生コミュニティ凛のメープルです。現在、理学部の2年生です。

英文科に行きたいのなら、英文科に行くべきだと思います。大学は自分がやりたいことを学ぶ場所です。数学科と英文科では随分とやる内容が違いますので、得意不得意で決めると後々後悔してしまうかもしれませんよ。「英語が好きだから英語を専門的に学び、国際的な経験をしたい」という想いなら、英文科に行くべきです。「数学科に行っても英語の授業を取れれば良いかな？」と思っている程度なら、大丈夫かもしれませんが...。

実は私も、理系に進みたいと思っていたのですが、得意科目が英語と社会で、数学が苦手だったので、文理選択の時にやはり文系に進むか迷いました。最終的には自分のやりたいことである理系を選びました。
このとき、2つのポイントで考えました。さくらんぼさらさんとは文理が逆なので若干ニュアンスが違ってしまうかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
まず、文転はできるけど理転は難しいということです。私はまだやりたいことがはっきり決まっていなかったので、文理選択の時期はとても早いなあと思っていました。なので、後からやはり文系に行きたいと思っても融通が利くと思い、理系を選びました。実際に文転している子もたくさんいました。理転した子は、私の高校ではやはり1人もいませんでした。未来の自分の選択肢を広げるために、こういう観点で考えておくことも大切です。
次に、文理どちらに進んでも苦手科目からは逃げられないということです。国公立大学を受験する場合、共通テストは5教科必要になります。ただ、ご存じかも知れませんが、傾斜がある場合がほとんどなので英文科の入試科目を調べてみてください。（オススメのサイト：マナビジョンhttps://manabi.benesse.ne.jp）苦手科目から逃げられないということは、逆に言えば、得意科目を活かせるということです。理系で英語と社会が得意な人は少なそうだし、そこで差を埋められるかもしれない。しかも、苦手とはいえ、今までの経験よりも、まだこれから勉強する範囲の方が多いのだから、得意不得意は今後で変わるかもしれない。苦手科目でも、好きなことを学ぶためなら頑張ることができるかもしれない。そういう考え方をしました。さくらんぼさらさんの場合、文系に進んでも、共通テストで数学は使うかもしれません。文系で数学が得意な人は少ないので、そこで社会が苦手な分の差を埋められるかも。社会は苦手だけど、苦手意識を捨てて「やるしかない」と思えば、実際に受験勉強を始めたらコツを掴んで得意になるかもしれない。と、前向きに考えることが大切なのではないかなと思います。

結論、これらを考慮してご自身で決断なさるのが一番だと思います。私は、自分がやりたいことを選んで後悔なかったので、英文科を選ぶべきだと思いますが...。実際に苦手科目と向き合って勉強しなければならないのはさくらんぼさらさんご本人ですし、結局点数が取れなくて受験に失敗してしまっても私に責任は取れません。ですが、国語と社会を完全に諦めるには、高1はあまりに早すぎると思います。私も国語と社会は苦手でしたが、国語は予備校に通って有名な先生の授業を受けて得意と言える程にまで上達しましたし、社会は勉強方法を自分で模索してセンター試験（共通テスト）では満点を取れる程にまでなりました。まだまだ時間はあるので、苦手だからという理由だけで諦めてしまうのは勿体無いように感じます。ただ、途中でやはり数学に逃げたいと思ってしまっても、理転は勉強量が比にならないほど多くなってしまうため、大変だ（やる人はほとんどいない）ということをわかっていて欲しいです。
また、私立であれば、英文科を英語だけで受験できる大学もあります。受験科目をうまく組み替えることも十分に可能ですので、入試方法に注目して色々調べてみてください。

長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。応援しています！頑張ってください。