さくらんぼさらさん、初めまして。こんにちは！
大学院で建築学を学んでいる者です。

文理選択で、周りは「理系でしょ！」とアドバイスしてくるものの、さくらんぼさらさんの中ではどこかひっかかりを感じているみたいですね。
私自身は高校入学前から理系に進むことを決めていてそのまま突き進んだタイプなのですが、一度「私が興味があるのは文系に近い学問なのかも…？」と悩んだことがありました。
悩んだ時期が現役合格を目指すにはちょっと遅すぎる時期だったこともあり、そのまま理系として進路を決めました。
大学院で学びながらも「あの時文転していたらどうだったんだろう、そっちの方が大学に入ってからもっと興味を持って学んでいたかも」と考える時がありますので、そういう自分の経験も踏まえて回答したいと思います。
（大学進学を考えているという前提で書いています……！）

国語と社会が嫌いとのことなので、受験勉強のことを考えると、理系を選択したほうが勉強が辛くないだろうな、と私も思います。
ただ、高校の勉強の好き嫌い・得意不得意だけで「理系でしょ！」と感じているのは、高校までと大学では、勉強の内容や仕方が違う、というのをなんとなく感じているからかもしれませんね。
「実験も別に好きじゃないです」と書いてあったので、大学入学後の授業のイメージもされているのかも、と感じています。
そして、その感覚は結構大事なんじゃないかな、と思っています。
せっかく頑張って大学に入っても、その分野に全然興味が持てず、いやいや授業に参加して、面白くもない課題に苦痛を感じながら取り組むなんて嫌ですもんね……。

そこで、もうすでに一度は考えられているかもしれませんが、さくらんぼさらさんが興味を持てること・ワクワクすることを改めて考えてみて、そこから文理選択をしてはどうかと思います。
意識してみないと分からないことかもしれませんが、日常生活で「実は○○なニュースは欠かさず見ている」とか「時々○○問題について思いをはせている」とか「○○がどうやってできているのか、気になることが多い」とか。
趣味とかでもいいですが、普段はあまり意識していない、けれども実は割とよく考えていることから、興味を持てること・ワクワクすることを見つけて、それが学べそうな文理選択をするのも一つの手ではないかな、と思います。

私はその「ちょっと気になっていること」が何なのか、というのに気付いたのが遅すぎたため、今でも「気になっていること」は「気になっているまま」になっています。
せっかくなので、この機会にちょっとそれについて考えてみて、文理選択してみてはいかがでしょうか？

ちなみに、文理を悩んだ場合は、理系にしておいた方が後々文理を変更しようとしたときに文転しやすい、と言われることがあります。
目指す大学や文理変更を考える時期によっては、私がそうだったように文転も結構厳しい場合もありますが、理転よりは確かにやりやすいのかも、と感じます。
参考までに！

少しでも参考になるところがあれば幸いです。
応援しています。頑張ってください！

こんにちは、理系女子大生コミュニティ凛のなーちゃんと申します。
理工学部の4年生です。

一概には言えませんが、国語・社会が嫌いで、数学が得意なら理系選択をおすすめします。
文系選択の人は特に社会(日本史・世界史等)はかなり仕上げていきます。その中でさくらんぼさらさんが嫌いな社会を、好きな人と同じくらい点数を取るのは大変だと思うからです。
また、英語が好きということは理系に入ったあとでもかなりのアドバンテージになると思います。
(英語の論文を読んだり、英語で発表をしたりするからです)
生物については選択しないで受験することも可能ですので、ご自身の特徴にあった志望校を選んでみてくださいね。

最後に、理系のメリットとして、理系就職(研究職等)だけでなく、文系就職(文系の人と同じ職)することも可能なので、将来の選択肢が広がることです。英語が好きなら、英語を使う仕事はもちろんできますし、全く違う興味が出てきたら新しくチャレンジすることもできます。
ぜひ視野を広げて頑張ってみてください。