質問をする!

リケジョからの質問

化学系の大学研究について

うぱきなこ
質問日:

2021.07.24

国公立化学系進学を目指している高3です。第一志望は公募制推薦で受験し、一般受験の大学のことで悩んでいます。皮膚炎について研究したくて第一志望校を受けます。一般受験をする大学でも同じような研究がしたいと考えていますが、で皮膚炎について研究している大学が少ないのか、情報がなくて困っています。化学科に進んで薬関係の研究をしたいです。偏差値50〜63くらいの幅の中で化学で皮膚炎の薬などの研究をしている大学についておしえていただけませんか?それとも研究内容を変えて大学を調べるべきでしょうか?薬学部受験を考えるべきでしょうか。長くなってしまい申し訳ないです。教えてください…。

先輩リケジョからの回答1 回答

ふうちゃん
回答日:

2021.08.02

うぱきなこさん、こんんちは!

理系女子大生コミュニティ凛のふうちゃんです。
普段は大学院で生物系の勉強をしている大学院生です!

一般受験の大学であればもっと広い視野でみてもいいのかな、と私は思いました。
自分が興味のあることを抽象化して考えた時、その抽象化したことを学べるのに一番近い学部学科を選んでいくというのはどうでしょうか?
例えば、皮膚炎について調べたいとのことですが、具体的には皮膚炎のどのようなことを調べたいのでしょうか。
薬が効く機構なのか、薬そのモノなのか、皮膚炎を引き起こす生体内の機構なのか、などなど皮膚炎を調べたいといっても視点を変えると色々な見え方が出てくると思います。
もし薬そのものや、薬が効く機構について知りたいのであれば、化学科よりも薬学部(創薬系も含めて)のほうが近いことをやりそうだなと思います。
皮膚炎を引き起こす生体内の機構であれば、生命系の学科の方が近いと思います。

余談ですが、わたしは大学に入る前に研究したいと思っていた分野と今実際に大学院で研究している分野はかなり違うんです。大学の4年間の学びの中で、高校生時点での知識以上にたくさんのことを勉強していくのでその中で考え方がかわるようなことも起こると思います。
皮膚炎に関する研究を行っている大学に入れたとしても、4年間の授業で皮膚炎を習う時間はほんの数時間だと思います。ほぼ9割9分皮膚炎とは異なる勉強をする中で、どのようなベースで学問を学ぶのかでその後の研究の方向性も変わってきたりします(うぱきなこさんの例でいうと、皮膚炎を化学のこと全般を四年間学んだというベースで研究するのか、薬や症状など医療のことを四年間学んだというベースで研究するのかといった感じです)。

そういった視点で何を大学で学んだ上で皮膚炎の研究がしたいのか、ということを考えてみると志望校も絞れてくるかもしれません。

質問の意図とずれた回答になってしまっていたら申し訳ありません。。
うぱきなこさんの希望の進路が描けることを願っています!

関連Q&A

新着記事

アクセスランキング