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リケジョからの質問

数学について

☆★maria★☆
質問日:

2010.12.23

はじめまして、こんにちは。
私は岐阜県の高校1年生です。

数学についての質問があります。
私は数学が大の苦手で、それでも理系の生物が取りたいがために今のところ理系を選択しています。
しかし、最近のテストで数学の追試に悩まされています。
それに模試ではまったく数学の点数がとれないのです。
なんとかしようと思って、数学のできる子の勉強を真似てみたり、先生に数学の勉強法を尋ねたりしているのですが、どれも自分に合わなくて点数もあがりません・・・。
テストの前には気合をいれて勉強に取り組むのですが、点数は以前と変わらなくて・・・。数学の上位のクラスからも落とされそうなのです。

冬休みを利用してなんとか数学を克服したいと思っています。
何かよい勉強方法や、コツなどはないでしょうか。

よろしくお願いします。.
.

先輩リケジョからの回答2 回答

☆★maria★☆さん、こんにちは。
そうそう。理系選択社の中でも、数学の勉強の方法がわからないっていう人、います。
僕が直接教えてる学生でもかなりたくさんいます。
数学が少しぐらい苦手でも、とりあえず理系に進学すれば、だんだん数学は理解できるものです。
ぜひ生物の道、進んでください!

でね、もし僕が☆★maria★☆さんの家庭教師で、毎日2時間ずつぐらい勉強につきあえるのなら
数学で必ず点数を取るコツを教える自信はそれなりにあるのですが、数学の勉強法というのは、
わからない人に伝えるのはなかなか難しいものです。

僕のところによく「数学で点数を取りたいのです。ぜひ勉強を教えてください!」とかやってくるので、
本気で教えたりすると、中には「鬼のような先生だ!」なんて思う人もいるみたいです。
でも一方で、最初は大変な顔をしてても、すぐに普通に涼しい顔をしてついてくる人もいます。

たとえ話で書くならば、
「私はマラソンがなかなか早く走れません。どうしたらよいでしょう?」
という質問とほとんど一緒です。一言で書くと、毎日走りこみなさい、と。

僕が、走れ~!というと、「自分は走らないくせに鬼のようなことをさせやがって」と思う人は、
大抵、成績はあがらないです。そういうことをあまり考えずに、走りながら「いつかきっと、こうやって走るのも
楽になるはず。我慢我慢!」とか思える人は、大抵、さっと数学の勉強法のコツを体得します。

そう。数学の試験で追試で悩んでいる人は、あえて一言で書くとたいてい、
「問題を解く練習不足」。


どれぐらい走りこんだらいいか、というと、とりあえず試験範囲があるのなら、
試験範囲の練習問題がスラスラ解けるぐらいに何度も問題集を解いてください。
範囲内の練習問題がスラスラ解けても、試験本番で点数を落とすこともあるかも知れませんが、
少なくとも「追試」はあり得ません。

問題集が簡単に見えるのなら、学校のとは違う、自分で買ってきた問題集を解いてください。
解答をすぐに見ないように。時間を計って5問ぐらい毎日やってください。
解答を一回見て、もしできなかった問題があったら、赤ペンで自分の答案を修正して、
もう一度何も見ずにできるようにしてください。で、問題集の番号のところに赤ペンで
小さく印を入れておきましょう。試験前は印が入った問題だけをスラスラ解けるように
して試験を受けましょう…。

というのは、口で言うのは毎回同じことなんですが、これをちゃんと毎日続けられた人は
試験の点数がいいし、これが続けられない人は試験の点数があまり取れません。


家庭教師をつけると数学の点数がなぜ上がるか、というと、家庭教師の先生が数学の
すごい式を教えてくれるから、というわけではありません。
たいてい、家庭教師の先生が来るから(叱られるから)仕方なく勉強する
→数学の問題を解く練習を続けられる
というわけです。(つづく)

(つづき)
家庭教師なんてつけなくても、本当に数学ができる人は、とりあえず問題を解く練習を
何度もやっているはずです。それは試験前だけではなく、ほぼ毎日やっているはずです。
模擬試験で点数が取れる人は、大抵夏休みや冬休み、試験が終わった日も、
大みそかやお正月も、みんなが遊んでいる間にたいていやっています。
試験範囲とか関係なく数学の勉強をしている人が、最終的には数学で実力をつけるのです。


そこで、☆★maria★☆さんへの提案です。
学校でもらった問題集がつまらないのなら、書店に行って別の問題集なり参考書を買ってきてください。
おそらく数学IAをやっているのなら、数学IAの青チャートか黄チャートがオーソドックスかも知れません。
冬休み中は、それを毎日10問ずつ、やってみてください。

やり方は、とりあえず期末試験の範囲でいいので、例題を読んで理解したと思ったら、
解答を隠してやってみる。できなかったらもう一度例題を読んで理解したと思ったら、
解答を隠してやってみる…解答を見ずに例題が解けるようになるまでやってください。

で、例題ができたら、次はその下の練習問題をやってみてください。大抵できるはずです。
…これで1問。

これを10問、毎日やってください。あと10日ぐらいあるから、100問解けるはずです。

で、できなかったら問題番号の横に小さく印を入れる、というのを繰り返します。

ちなみに、いつも言っていますが、数学というのは試験のために勉強してるのではありません。
試験範囲がもう終わったからしなくていい、とか思わないように。
できればまだ習ってない次の試験範囲の問題も、軽くやっておきましょう。
で、冬休みが終わってからも、毎日5問ずつ、同じことを繰り返しましょう。

これを3学期の間、毎日続けてください。100日として、500問近く問題を解けるはずです。
チャート式の500問の問題をスラスラ解ける人が数学の試験で苦戦することは、
まあ超難関トップレベル校で数学の秀才がそろっていたとしても、おそらくありえません。

ともかく、血が出ようと涙が出ようと、毎日数学の問題を解いてください。
貴女に送る一言。苦しくてもめげずに、毎日練習してくださいね! ガンバレ~!
お礼日時:

2010.12.29

丁寧なお返事ありがとうございます。
数学ができないのは私の努力不足が原因だったかもしれません。
一つの問題について、パッと見て「できそうにない。」と思ったら、すぐに諦めて答えを見るのでなく、もう少し粘って考えてみたいと思います。
数学ができないからといって、数学から離れるのではなく、できるようになる為に自分から数学に近づきたいと思います。
冬休みは少なく、また学校の宿題なども多いのでなかなか思うように問題演習ができませんが、時間を見つけては問題に取り組んで見たいと思います。

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