たぬたぬさんこんばんは。
受験まで時間が無いのにお返事が遅くなってすいません。
私は関東の国立大学工学部卒、現在は同じ大学の大学院理工学研究科に通う大学院修士一年のみほ★といいます。

正直に話しますと、工学部に進学後、何度も私は後悔しました。
入試で女の子がいなかったこと、入学後の授業がとても難しいこと、授業がとても多く実験もレポートも大変だったことなど。
高校のときは一応数学と化学が好きでしたが、得意とまではいえませんでした。
偏差値も、今のたぬたぬさんよりおそらくはるかに低かったです。
それでも、「大学生になりたい」という気持ち一心でセンター、二次対策をして大学に合格しました。

ここで、こんなだった私がなぜ大学に行きたい、工学部を受験したいと思ったのかですが、
私も医学や薬学、看護はなんだか興味は無くて、それよりも自然現象やメカがやってみたかった。
基礎研究、というよりも直接生活にかかわる応用技術が研究してみたかった。
この二つが大きかったです。
ざっくりと応用研究がやりたい、ということで工学部に入学しました。
ちなみに、高校のときは物理がとてもとても苦手でした。
それなのに、今は物理の専攻で研究をしています。
在学中に、高校生活では感じなかった物理の面白さ、奥深さを魅力的に思えたからです。
何度も後悔をしたと書きましたが、大学4年生以降、一度も私は後悔していません。
自分で研究テーマに対して疑問を見つけ、それを追及して研究する生活が自分にあっていたんですね。

たぬたぬさんが、工学部のどんな部分に対して向いていない、と思っているのかがわかりませんが、
入ってから工学部の学問に対する意識が変わるかもしれません。
工学部で5年目の生活をしていますが、もし不安なことなど気になることがあるのなら、補足していただけたら私の経験上でですがお答えできるかと思います。

女の子で工学部、というのはやはり倦厭されやすいですね。
でも、今から向いていない、というのはもったいない気もします。
消去法かもしれないけど、奥深い、機械から建築、マクロにもミクロにも現象を捉える事ができる学科だと思います。

もう時間が無い、と思われるかもしれませんが、納得できるまでここで質問したり、大学に問い合わせたりすると良いと思います。
納得できる受験ができることを応援しています。
がんばってくださいね。