こんにちは、maiさん。

放射線部の技師でスクラブを着ている人を私はこれまでに見たことがありません。
放射線技師は基本的にKC（技師服）を着ることが普通だと思いますよ。

なぜスクラブを着るかという理由が分かっていれば、それは確かに当たり前だと思います。
そもそもスクラブは手術室で着るのが普通ですよね。手術室では昔は白衣が着用されていました。白衣を着る理由は簡単、患者さんの血液が付いたらすぐに判別できるからです。
ですが、白衣と手術室のまぶしい白いランプと白い壁などの環境で、術者の視力に影響が出ることが分かりました。そのため、はっきりと環境と見分けがつき、かつ患者の血液が飛んでも分かりやすいように、緑色の着衣がされるようになり、それがスクラブと呼ばれるようになりました。
なぜ「スクラブ」という単語が使われているかというと、血液などが付着しても、強く洗うことができる、ということで「scrub」という単語が使われているんですね。
と、いうことから、放射線技師がスクラブを着る必要はほとんどないのです。ですので、放射線技師は技師服が当たり前なんですね。

あと、救命に放射線技師がいるかどうかですが、救命に所属する放射線技師はあまりいないのではないでしょうか。もちろん救命に画像診断は大切ですから、放射線技師の出番はありますが、その時には放射線部の技師が担当します。夜であれば当直の放射線技師ですね。でもその技師はあくまで放射線部所属であって救命の所属ではないとおもいますよ。