こんにちは、ezuさん。
今回は臨床検査技師について、現場の方に伺ったので、それをお答えしたいと思います。

臨床検査技師といっても、色々な検査項目があり、それによって資格も異なりま
す。

〔主な検査項目〕
微生物学的
→採取した血液を検査します
今は、”外注”と言って、病院の外の検査機関に依頼していますので、それ
自体が無い病院もあります。
心音図検査
→心電図の電極を患者さんにつけて、心電図を分析します。
脈派検査
超音波検査
→超音波器械を操作して、異常を発見します。これは熟練していないととなかなか異常に気づけないものですね。
脳波検査
→脳波測定機器を患者さんにつけて、脳波を分析します。
呼吸機能検査
→患者さんに専用の測定器をくわえさせて、息を吐いてもらい測定します。
筋電図検査
重心動揺計検査
基礎代謝検査
などなど、、、まだまだたくさんあります。それぞれに資格がまた必要になる場合があるそうです。

基本的に、外来や入院の患者さんに対して、医師がオーダーした検査を行います。
検査だけなので、患者さんとの接点はあまりありませんね。
患者さんに、どんな検査なのか、患者さんはどうすればいいのかなど、説明して
、検査を行い、その結果を分析（最近はほとんど機械がしてくれます）して、医師・看
護師に報告します。

医師や看護師などと比べて、育成機関も少ないですし、国家試験に合格したとし
ても、就職難がまっています。なぜかというと、近年では、機械化が進んで人が必要なくなっており、現在充足されているので、なかなか人間の需要がありません。
臨床検査技師を必要とする医療機関自体が減っているので、就職できる医療機関
も限られてしまいます（大きな病院）。
また、新卒は技術や知識、経験値が低いので、なかなか就職できませんし、、、パートや非常勤の場合も多いのが事実です。

面白い分野なのですが、なんせ機械化の波を一挙に受けている感じです。やりがいとしては、とにかく好きだから！と言っていました。そう言っていたのは血液検査の臨床検査技師さん（女性）でしたが、その方とにかく、血球に興味があって、それで留学もされてて、とにかく「好き、面白い」だそうで（笑）

逆に、機械メーカのほうは、どんどん開発を進めているところなので、盛んな分野ですよね。仕事としては、ものづくりの会社と思えばよいと思います。

大学としては、臨床検査技師になるのであれば、その受験資格を得られる大学、専門学校になるので探しやすいと思いますよ。
機械メーカのほうでしたら、工学部が近いと思います。機械工学などですね。

全く違う道になるのは確かなので、よく考えてみてくださいね！