リケジョからの質問
お茶の水大学について質問させてください
東京林檎
質問日:
2012.02.07
現在高校一年生です。
今はやりたいことが多くて学部、大学等迷っている最中です。
そこで少し興味のあるお茶の水大についてお聞きしたいです。
学生時代に夢中になったもの、お茶の水女子大学でよかったなぁと思わせてくれたものについて聞かせてください。
今はやりたいことが多くて学部、大学等迷っている最中です。
そこで少し興味のあるお茶の水大についてお聞きしたいです。
学生時代に夢中になったもの、お茶の水女子大学でよかったなぁと思わせてくれたものについて聞かせてください。
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先輩リケジョからの回答1 回答
苺(お茶の水女子大学理学部物理学科卒)
回答日:
2012.02.11
お茶の水女子大の物理化卒業生です。
お茶の水女子大で良かったこと…。
他の大学を知らないので「どこもそうだよ」みたいなものも含まれてしまうかも知れませんが、私にとっては以下のような点で、この大学で良かったなあと思っています。
・ 文系の学部の水準が高いこと。
文系関連の教授に著名な方が多い…と言うのも良いことだったのかも知れませんが、実感したのは、文系の友人から受ける刺激は、なかなか面白いものでした。
彼女たちは、そもそも理系にも造詣が深く、それも理系の人間が理解する方式ではない頭で理系科目にアプローチするので(物理に関しては哲学的だったりして)、話をしていて面白いのです。
あるいは、舞踊系の学科の女子たちは、ちょっと遊びでダンスをするだけでも、本当に美しくて独創的で、私にはまったく存在しない才能であるから、目にするだけで感動モノでした。(必須科目の体育は、彼女らと一緒に受けないといけない事があったのです。)
・ 人数が少なくて学校全体がコンパクトであるから、学部学科を超えた動きが取りやすかったのではないかと思います。友達を作るにしても、教授と知り合うにしても、授業を受けるにしても。
”ざわざわ、ごちゃごちゃ”といった環境が、生来、好きでない私にとっては、このコンパクトさは向いていました。
・ 就職に関しては、先輩が活躍している会社に苦労することなく入れました。先輩とか教授とかのコネは一切無かったのですが、会社に入ってから感じたのは、基本その会社では、お茶大の卒業生がそれなりに活躍していたため、会社からの信頼も、いくらか高かったのではないかと、ちょっと想像したりもします。
ちなみに後輩も、ほぼ毎年のように入って来ていました。
・ これ↑に関連して、お茶大理系のカラーなのかどうか、「ものおじせずに、ばりばり進む」といった事が身についたように思います。
お茶大に行くとそう育つのか、逆にそう言う素地のある人がお茶大に行く傾向があるのか不明ですが、会社の中で活躍している先輩はみな良い意味で「出る杭」になって出世して行くような方々が多かったです。
遊んでいても「やる時はやる」みたいな、集中力とかしたたかさを持っているのが、1つのお茶大生の特徴であったように思います。
・ お茶大は、世間一般の評判として「女子大なのに地味」と言うものがあると思います。そこそこ事実であると思います。
もちろん実際は、きれいな人、華やかな人、派手に遊ぶ人、もいるし、研究大好きでオシャレなどなりふり構わない人も、います。
他大学と盛んに交流する事も可能だし(学校が小さい分、外に出る活動に熱心な人が多かったです。サークル活動でも食事会でも。)
私の周囲に関して言えば、ほぼ常時クラス全員が、彼氏持ちでした。(あ、これは、どーでもいいですかね。)
芸能界に通じるような華やかさは無くて相対的に地味なのは事実だと思いますが、私にとっては、それはそれで別にいいわ、、、と言う感じでした。
夢中になっていたのは…やはり物理が好きで物理科に行ったので、物理の勉強だけは、せっせとやりました。あとは英語。あと、茶道部。
そして、これは誰でもそうだと思いますが、高校に比べて大学の方が当然、友人のバリエーションが増えて、いろいろなタイプ、いろいろなバックボーンの友人ができるわけで、正直に言うと私は、そのような彼女たちからの影響が新鮮でたまらず、学校外の交流に出る活動をせっせとしていた…と言うのが一番印象に残っています。あとはバイト。
そうして、いろいろな人に出会い、人生経験を深めていました(笑)。
以上、お茶大生全般に汎化したような書き方になってしまいましたが、あくまで、私自身や私の周囲のお茶大生の話です!
ところで、私の時代には情報系がまだ無かったので、もう1つの東京林檎さんのご質問には答えられないです。ごめんなさいね。
お茶の水女子大で良かったこと…。
他の大学を知らないので「どこもそうだよ」みたいなものも含まれてしまうかも知れませんが、私にとっては以下のような点で、この大学で良かったなあと思っています。
・ 文系の学部の水準が高いこと。
文系関連の教授に著名な方が多い…と言うのも良いことだったのかも知れませんが、実感したのは、文系の友人から受ける刺激は、なかなか面白いものでした。
彼女たちは、そもそも理系にも造詣が深く、それも理系の人間が理解する方式ではない頭で理系科目にアプローチするので(物理に関しては哲学的だったりして)、話をしていて面白いのです。
あるいは、舞踊系の学科の女子たちは、ちょっと遊びでダンスをするだけでも、本当に美しくて独創的で、私にはまったく存在しない才能であるから、目にするだけで感動モノでした。(必須科目の体育は、彼女らと一緒に受けないといけない事があったのです。)
・ 人数が少なくて学校全体がコンパクトであるから、学部学科を超えた動きが取りやすかったのではないかと思います。友達を作るにしても、教授と知り合うにしても、授業を受けるにしても。
”ざわざわ、ごちゃごちゃ”といった環境が、生来、好きでない私にとっては、このコンパクトさは向いていました。
・ 就職に関しては、先輩が活躍している会社に苦労することなく入れました。先輩とか教授とかのコネは一切無かったのですが、会社に入ってから感じたのは、基本その会社では、お茶大の卒業生がそれなりに活躍していたため、会社からの信頼も、いくらか高かったのではないかと、ちょっと想像したりもします。
ちなみに後輩も、ほぼ毎年のように入って来ていました。
・ これ↑に関連して、お茶大理系のカラーなのかどうか、「ものおじせずに、ばりばり進む」といった事が身についたように思います。
お茶大に行くとそう育つのか、逆にそう言う素地のある人がお茶大に行く傾向があるのか不明ですが、会社の中で活躍している先輩はみな良い意味で「出る杭」になって出世して行くような方々が多かったです。
遊んでいても「やる時はやる」みたいな、集中力とかしたたかさを持っているのが、1つのお茶大生の特徴であったように思います。
・ お茶大は、世間一般の評判として「女子大なのに地味」と言うものがあると思います。そこそこ事実であると思います。
もちろん実際は、きれいな人、華やかな人、派手に遊ぶ人、もいるし、研究大好きでオシャレなどなりふり構わない人も、います。
他大学と盛んに交流する事も可能だし(学校が小さい分、外に出る活動に熱心な人が多かったです。サークル活動でも食事会でも。)
私の周囲に関して言えば、ほぼ常時クラス全員が、彼氏持ちでした。(あ、これは、どーでもいいですかね。)
芸能界に通じるような華やかさは無くて相対的に地味なのは事実だと思いますが、私にとっては、それはそれで別にいいわ、、、と言う感じでした。
夢中になっていたのは…やはり物理が好きで物理科に行ったので、物理の勉強だけは、せっせとやりました。あとは英語。あと、茶道部。
そして、これは誰でもそうだと思いますが、高校に比べて大学の方が当然、友人のバリエーションが増えて、いろいろなタイプ、いろいろなバックボーンの友人ができるわけで、正直に言うと私は、そのような彼女たちからの影響が新鮮でたまらず、学校外の交流に出る活動をせっせとしていた…と言うのが一番印象に残っています。あとはバイト。
そうして、いろいろな人に出会い、人生経験を深めていました(笑)。
以上、お茶大生全般に汎化したような書き方になってしまいましたが、あくまで、私自身や私の周囲のお茶大生の話です!
ところで、私の時代には情報系がまだ無かったので、もう1つの東京林檎さんのご質問には答えられないです。ごめんなさいね。
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