yukikoさん、こんにちは。
Steve Jobs氏は本当魅力的な方でしたね。
私は仕事も研究も情報技術に関することに携わっているため非常に尊敬しています。
#私用PCはずっとMacですしv

情報技術に興味があるのでしたら、工学部か理学部の応用数学科などになると思います。ですが、情報科学技術はそれだけでは無から有を生むことは難しいです。
例えば、たとえ１００万円するようなすごい性能の良いコンピュータがあったとしても、
それだけでは何も出来ません。
○○を便利にしたい、○○を高速にしたいという、何らかの欲望（笑）や目的と技術が合わさって初めて世の中で花開くのです。私も、大学は理学部数学科で純粋数学を学んでいました。大学院から情報科学研究科に進学し、今はサイバー攻撃などの研究をしています。


ところで、yukikoさんはJobs氏のどのような所に憧れているのでしょうか。
経験上、大学だけではjobsにはなれないと思います。

情報科学技術って老若男女問わず誰でも研究や勉強ができるんですよ。
例えば今年の春に話題になったのはRubyというプログラミング言語のコミッタ（開発者）に中学生が入りました。
ご存知かと思いますが、プログラムには様々な言語があります。
その中でRubyという言語はまつもとさんという方が中心になって作られた言語で、
世界中で使用されている有名な言語です。
言語も日々改良されているのですが、その改良メンバに中学生の男の子が加わったのです。
他にも中高生で活躍してる人っていっぱいいるんです。
彼らと話すと、やりたいからやってる・面白いからやってると言います。
もちろん大学でコンピュータの歴史や思想、理論を勉強することは重要です。
それと同じぐらい、「知りたい」「やりたい」「おもしろい」って感じることが重要なんじゃないかなっと思います。

大学受験という大きな人生の岐路があると思いますが、いい大学に行ったら能力が高いのかというとそうではありません。
少なくとも学歴や学校歴関係なしにすごいエンジニアや研究者は沢山います。
受験勉強や大学選びも後悔しないようにしつつ、
yukikoさんが面白いと思ったこと、楽しいと思うことを深める時間も大切にしてほしいなと思います。