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『Rikejo』第25号のリケジョサイエンス「数学が社会をつくる!」特集、ご覧いただきましたか。37ページの記事では、取材を受けてもらった千葉大学教育学部の藤川大祐先生から皆さんに「挑戦状」を出してもらいました。
 
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以下が、問題と答になります。みなさん、解けましたか!?
 

【問題】
 
大きな数の素因数分解に挑戦しよう! 下の3つの数字の中に素数がひとつだけあります。どれでしょう?
 

A. 25539
B. 36209
C. 75113

 
 
 
 
 

(答) B

 
 

【解説】

Aについては、3と8513に素因数分解できる。3×8513=25539
Cについては、 31と2423に素因数分解できる。31×2423=75113
 
桁数の大きい素因数分解はとっても大変。この計算の大変さが、「RSA暗号」という強度の保証された現代の暗号化に用いられているのです。
 
Bについては、 素因数分解できない。つまりこれが素数となります。

 
文=浅井千晶、協力=藤川大祐教授