数3をやっていなくても授業では大丈夫

こんにちは!
お茶大リケジョ部のかすみです。お茶の水女子大学の学部3年生です!

さて、前回「初めての大学の授業ってどんな感じ?(前編)」として1年前期の二つの必修のうちの一つである、基礎有機化学の授業の雰囲気についてお話ししました。
今回お話するのはもう一つの必修である、木曜2、3限 数学物理学演習Ⅰです!
ちなみに、お茶の水女子大学の場合、数学物理学演習はⅠ~Ⅲまであって、ⅠとⅡが必修です。
この授業は学期(前期は1学期と2学期に分かれています)ごとに先生が変わるというもので、1学期は機械系の男性の先生、2学期は建築系の女性の先生が授業をしてくださっていました。
基礎有機化学は外部の先生だったのに対して、数学物理学演習はどの授業も学科の先生が授業をしてくださることもあり、先生により毎回授業の雰囲気は変わりますが、全体的に非常にアットホームな授業でした。
1学期は高校数学の発展的な内容だったのですが、みんな受験が終わってすっかり数学を忘れてしまった頃に始まった授業だったため、みんなで「あ〜そういうのやった気がする〜!」「え、こんなのやったっけ?」とわいわい楽しく授業を受けていました。
高校の時に数3の授業を受けていない人たちが、高校の時に数3を受けた人に教科書を借りて授業中にそれを見ながら授業を受けているのも印象的でした。
数3をとるかとらないかで悩んでいる人は結構いると思いますが、このように教科書を借りるなどすれば特に問題なく授業についていけると思うので、どうぞ参考にしてください!

質問することは、恥じゃないです(笑)

そういえば、前回お話しした基礎有機化学の授業では、
「え、やばい……何の話してたのかさっぱりわからないんだけど……」
という雰囲気になることがあったとお話ししましたが、この数学物理学演習でも、
「こういう公式あったよね〜」
とさりげなく公式が登場して使われるという場面がたびたびありました。その度に教室は「え、わからん……」という雰囲気になっていたのですが、先生によっては、
「え! こんなのも知らないの?」
とおっしゃることも……でも、不安にならないでください! 「常識でしょ〜」と言いながらもわからないといえばちゃんと説明してくれるので、勇気を出してどんどん質問していきましょう。
毎回毎回「小学生でもわかるよ」なんてことを言われるとちょっとイラっとすることもありますが(笑)、よくわからないままなんとなく飛ばしてしまうとテストの時にどうしても思い出せなくてわからない、ということになりかねないので、頑張りましょう……!

ちゃんと勉強していれば、さらっと帰れるテスト

さて、最後にテストのお話しをして必修の話は終わりにしたいと思います。
テスト以外の方法(例えばレポート)で評価される授業もありますが、今回はペーパーテストに絞ってご紹介します!
基礎有機化学も数学物理学演習も、テストの形式は高校のテストとほとんど変わらなかったように思います。
先生によって問題用紙に書き込むか、解答用紙が配られるかの違いはありましたが、その他に大きな違いはなかったような……そういえば、配られる解答用紙がレポート用紙(ノートみたいに罫線が引かれた紙)だったのは高校時代と違っていて少し新鮮でした。
そんなペーパーテストですが、高校時代とは大きく異なる点が一つだけありました。
それは、解き終わったら自由に退室してOKだということです!(先生によっては時間まで退室不可なことも)
高校時代、さっさと解き終わって見直しまで終わって、それでも時間が余ってひたすら落書きをしたり、受験に成功した後の楽しい大学生活を妄想したり、寝てみたりしたことはありませんでしたか?(普通はなかったら恥ずかしい……)
自由に退室OKということは、そういう無駄な時間を過ごさなくても良くなるということです!
ちゃんと勉強してどんな問題もさらっとこなせるようになっておけば、高得点は取れるしさっさと帰れるしで一石二鳥ですね!

さて、今回は「大学の授業ってどんな感じ?」ということについてお話ししました。
次回は授業以外の大学生活についてお話できたらな〜と思っています。お楽しみに!