大学には絶対単位を落とせない授業もある
こんにちは!
お茶大リケジョ部のかすみです。現在、お茶の水女子大学の学部3年生です!
ついに、所属する研究室が決まりました。新しい生活が始まりそうな予感......!
前回は「大学生活どたばたスタート」編(https://www.rikejo.jp/article/23463)として入学式・自己紹介・授業選びの3つについてお話しました。
今回は、読者の皆さんが一番気になっているであろう「大学の授業ってどんな感じ?」ということについて前編・後編に分けてお話したいと思います!
前回お話しした授業選びの結果、1年生前期の私の時間割は上の図のような感じになりました。
現在の私の時間割には8コマ分しか授業が入っておらず(なんと単純に平均して1日1.6コマ! 少ない……!)、1年生の時はめちゃくちゃ頑張ってたんだなあ〜と我ながら感心してしまいます(笑)
今回の記事では、毎日頑張って授業を受けていた中でも特に頑張っていた必修の授業についてお話しすることにします!
さて、必修の授業とはそもそも何なのかと言いますと、その名の通り「必ず履修しなければならない授業」のことです。
この授業の単位を落とすと進級できなかったり(いわゆる留年)、卒業研究を開始できなかったり(卒論の単位を落とすことになるので卒業できない……!)、かなり大変なことになってしまうので絶対に落としてはならない授業です。
お茶大の場合は必修の授業を落としても4年生にはなれますが、卒業研究を開始できないので(これも学部学科によるかも)その1年間は落とした単位の回収に勤しむことになるんだと思います……つ、つらい……。
とはいうものの、よっぽど授業を欠席したり、全く勉強せずにテストに臨んで結果が散々だったりということがない限り、落単する(単位を落とす)ことはないはずなのでご安心ください!(一方で、落単率50%越えという恐怖の必修の授業があるという学科の噂も聞いたことはありますが……(笑))
それではみなさんお待ちかねであろう、授業がどんな感じだったのかということについてお話ししたいと思います!
時間割をよく見てみると、月曜1限と木曜2、3限に必修が入っています。月曜日は有機化学の授業で、木曜日は数学物理学演習という数学の授業でした。
初めての必修の授業ということもあって結構授業の雰囲気を覚えているので、それぞれどんな感じだったかや、印象に残っているエピソードをお話ししていくことにします。
親切なレジュメがあるけど、眠気が…
まずは、月曜1限、基礎有機化学!
ぶっちゃけ、この授業は高校の授業の復習がほとんどでした。違いがあるとすれば、高校の授業では発展的な内容として扱われていたことが普通に出てくることくらい。
高校の授業内容のところはみんな、
「あ〜そんなこともあったなあ……忘れてたけど(笑)」
という感じで受けていましたが、突然発展的な内容が出てきて、しかもそこを先生がさらっと流したときは、
「え、やばい……何の話してたのかさっぱりわからないんだけど……」
と教室がざわざわし始めるといった雰囲気でした。わかりやすいですね(笑)。
ざわざわし始めると先生も気づいて補足をしてくれるので、授業内容でわからなくてつらいところはあまりありませんでした。
しかし、この授業にも唯一つらいことがありました……それはとにかく眠いこと!
この授業の先生は板書ではなくスライド派だったので、とにかく教室が暗かったのが主な原因です。しかも、一部が穴埋め式になっているスライドのコピーが配られて、それを埋めるだけというノートをとらなくてもやっていけるスタイルだったので、なおさら眠い。
それに加えて月曜1限!
中高生のみなさんにとっては「月曜1限〜? そんなの普通じゃん」と思うかもしれませんが、なぜか大学生になると月曜1限がとにかくしんどくてしんどくてたまらなくなってしまうのです!(※個人の感想です。でも結構同じような人が多い)
そういうわけで、この授業は遅刻している人も毎回いたし、ついつい寝てしまう人も毎回いました。かくいう私もついウトウトしてはレジュメの穴埋め部分を埋め忘れて、授業後に「ごめん、写させて〜!」とお願いすることが多々ありました(汗)。
ここまで読んで「じゃあ授業行かずにプリントもらってきてもらって、写させて貰えばよくない?」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません……!
授業でノートを取るときに板書を丸写しするだけではあまり意味がないのと同じように、この形式の授業の場合も、穴を埋めるだけでは重要なポイントのまとめが完成するだけで、あまり勉強にはなりません。
やはり、授業に出てスライドには書いてないけど重要そうなところは余白にメモを取ることが大切です。
大学では「教科書」を読んでもダメなときがある
教科書に書いてあるから大丈夫でしょ、と思ったものの後から教科書を読んでみると「日本語が変で理解できない……!」ということが時々あるのでやはり自分の言葉でメモすることは大事だなと思います。
そういえば、これは別の授業でのことでしたが、先生が、
「著者が日本人でない教科書は、ときどき日本語訳が無理やりすぎて変なところがあるから、理解できなくてもしょうがない!」
とおっしゃっていました。
高校までは教科書を読めば大体オッケーみたいなところがありましたが、大学に入ると教科書の言葉が難しすぎたり前提が理解できてなかったりで、教科書を読んでもダメ……ということもよくあります。
それを考えても、やはり授業に出てメモを取ることは大事ですね!
最後の方は少し話が逸れてしまいましたが、基礎有機化学についてはこれくらいにしておきたいと思います!
木曜2、3限の数学物理学演習については後編でご紹介することにします。
みなさんが気になっているであろうテストについても触れているので、ぜひ後編も読んでね!(つづく)