自己紹介で言ってしまった「ネタ」に後悔…
初めまして! お茶大リケジョ部のかすみです。
今年7月にリケジョ部に入部し、先輩リケジョとしての活動を開始したお茶の水女子大学3年生です! 主な活動場所はRikejoのインスタ(https://www.instagram.com/kodansha_rikejo/)とRikejoQ&Aです。ぜひ見てみてね!
今回は、Rikejoの記事を書かせていただくという貴重な機会をいただきました! せっかくなので大学1年生の頃からの大学生活を振り返ってみるか〜と思っていたのですが、ここで問題が発生……。
なんと、大学1年から大学2年の秋にかけての写真がほとんどないのです……(iPhoneを車に轢かれてデータが吹っ飛び、そのデータのバックアップを取っていたMacBook Airも謎のフリーズによる初期化によりデータが吹っ飛んでしまったのであった……残ったのはSNSにあげられていたお茶猫と食べ物の写真くらい……)。
写真とともに思い出を語ろうと思ったのに……残念。そういうわけで、写真は少なめでお茶大での生活を紹介していきたいと思います!
まずは、大学1年生春編です。
大学1年生の春といえば、入学式!
私は大学に入るまでずっと共学の学校に通っていたため、入学式で挨拶した新入生の声の高さに非常に驚いたのを今でも覚えています。
周りにいるのが女子ばかりでも、女子大にいるという感じはしなかったのに、その声を聞いて私は女子大に入学したんだなあ、としみじみ感じました。受験期には、女子大に入学する自分を強くイメージしていたわけではなかったので、少し感慨深かったです(笑)
入学式の後は、学科別のオリエンテーション。
私の所属する人間・環境科学科では、学生生活で気を付けることや、授業の取り方など、いろいろな説明があったあとに、新入生の自己紹介タイムがありました。
名前や出身など、それぞれ、いろいろなことを言っている中で、みんなの印象に残るためには、何か強烈なことを言わなければならない……と考えた私は何を思ったか、「トイレが好きです」と自己紹介してしまいました……(汗)。
少々ウケて、その時は非常に満足していましたが、後々トイレネタでいじられるたびに『なんであんなことを言ってしまったんだ……』と思うはめになりました(イジられること自体は嫌ではありませんでしたが)。
その他にウケていた自己紹介には、「趣味は献血です」というものがありました。彼女の自己紹介は、ほどよくみんなの印象に残りつつ、新入生同士の会話のきっかけを作る上手なネタ選びだったと思います。現在でも彼女は、学科内で献血仲間を見つけ、情報交換をしたり一緒に献血に行ったりしているようです。
第一印象は大事といいますが、こうした最初の自己紹介というものは、割と記憶に残りますよね。みなさんも、機会があれば、ほどよく印象に残って、人から話しかけられるきっかけを作れそうな自己紹介をするのがいいと思います。もちろん、上手な自己紹介を聞いて、相手に話しかける側になってもいいですよね。
時間割ってどう決めるの?
次にご紹介するのは、学期はじめの一大イベント、履修決めです!
とくに1年生前期は、システムなどいろいろわかっていないことが多かったので、めちゃくちゃ長い時間がかかったことを覚えています。決めるまで帰れなかったから、優柔不断な私はなかなか帰れなかったのであった……。
私がどうやって履修を組んでいったか、下の時間割表を埋めながら説明していきたいと思います。
大学の授業には、必ず取らなければならない授業(必修)、いくつかの選択肢の中から決めれた数だけ選ばなければならない授業(選択)、そのほか自由選択の授業などいろいろな種類の授業があります。
ではまず、必修の授業を入れてみます。以下のような感じになりました。
必修の授業の内容は、「基礎物理学」や「基礎化学」、「微積分学」「線形代数学」といった数学などです。「情報」と書いた「情報処理演習」は、コンピューターのプログラミングなどを学ぶ授業。これらは、私たち学生が選ぶ余地はないので、決められたコマで取るしかありません!
さて、人間・環境科学科では、外国語の授業を前期と後期合わせて12単位(授業6つ分)取らなければなりません。私はその12単位を英語で取ることにしました(他にフランス語やドイツ語など別の外国語を選ぶこともできます)。同じ英語の授業でも、さまざまな種類があって、科学で使われる英語に特化した「科学英語」なんていう事業もあります。私は3種類の英語の授業を取ることにしたので、これで3コマ埋まりました。
ちょっとずつ埋まってきていますね……!
ではここで、「いくつかの選択肢の中から決められた数だけ選ばなければならない授業」=選択の授業を見てみたいと思います。1年生の前期だと、どのコマにどんな授業があるかというと……。
おっと、あまりないみたいですね。
選択の授業は1年生のうちに絶対とらなきゃいけない! というものではないので、保留にしておきます。
次に、私はフランス語の勉強がしたかったのでフランス語(仏語)の授業を取ることにしました。「基礎フランス語」の授業は基本的に週に2コマあります。それに加えて、もう1つ別の授業をとったので、週3コマ分フランス語の授業が追加されます。
あとは「自由に選ぶことができる授業」=自由選択をどうするか考えていきます。
お茶の水女子大学の場合、自由選択の授業は、全学部・全学年の学生が履修することができます。理系や文系に関係なくいろいろな授業があり、その中から好きなものを選んで履修するのが一般的です。私は「哲学」や「宗教」にも興味があったので、そこらへんを中心に授業を取ることにしました。
だいぶ埋まってきましたね。
あまり取りすぎても大変なので、自由に選べるものはここら辺にして、他に取りたい授業があれば次の学期以降で取ることにしよう……と決めました。それでは、先ほど保留にした選択授業を埋めていこうと思います。
が、ここで問題発生! 水曜日の1限にある「宗教」の授業と、選択の「自然人類学」の授業が被ってしまいました!!
実は、履修決めで時間がかかったのは、こういうところが主な原因です。
<選択の授業は、4年間で見ると結構なコマ数を取らなければならないので、ここはやっぱり選択授業を取るべき……いやでも、誰でも取れる「宗教」の授業はこれしかないので、やっぱりこっちを取りたいような……「自然人類学」のこの授業はここを逃すと取れないかもしれないらしいからやっぱり……いやでもなあ……>
こんな風にしばらく悩んでいました。結局、「宗教」の授業は1年生の間に取るほうが良さそうだということで、最終的には以下のようになりました。
必修は濃い黄色、語学は薄い黄色、選択授業は白色、自由選択の授業は薄い緑色となっています。いま振り返ってみると、文系っぽい時間割になっていますね……!
学年が上がるにつれて、全学年で選べる教養系(ここでいう宗教とか哲学みたいな)の授業をあまり取らなくなったため、3年生になったいまでは、ほとんどが「理系っぽい」授業です!
今回は、大学に入学してすぐはどんな感じだったかをご紹介しました。学校・学部によって、また人によって、どんな授業を取りたいか、いろいろ違いはあると思いますが、大学生になった最初の頃には誰もが、こんな感じの「授業選び」であたふたすると思います。
次回は、大学1年生前期の生活について振り返ってみたいと思います(連載続け!)。