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Q:現在のお仕事について詳しく教えて下さい。

freeeは「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるように」というミッションのもと、クラウド型の会計ソフトや人事労務ソフトなどを提供しています。日本では、個人が新しい事業を始めるのが難しい状況にあります。
 
例えばカフェをやりたいという人がいたとしても、お店のメニューを考えるよりも、「経理はどうしようか」「簿記の勉強しなければならない」とか、バックオフィスのほうに時間を取られている現状があるんです。実際、「何のために起業したんだっけ?」と思っている人も多いのではないでしょうか。そこで中小企業の方が本業にフォーカスできるように、バックオフィス業務をより効率化するためのクラウドサービスを提供しています。

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私はfreeeに入社した後、これまでエンジニア、広報、マーケティングを担当し、今は事業部のマネージャーとして事業全体を見ています。
 
 
 

Q:『パラキャリ』というメディアの編集長もされていますが、どんな内容なのですか?

従来型の一つの組織で働き続けるスタイルにこだわらず、個人が自由に働くことを応援するメディアです。自分の理想の働き方というのは人それぞれだと思います。起業してもいいし、会社に所属しないという働き方もありますよね。私自身もfreeeの正社員をベースとして働きながら、違う会社のPRマーケティング部門でも月に何回かアドバイザーを務めています。いろんな選択肢があっていいと思っています。
 
パラキャリでは「いろいろな働き方があるよ!」と紹介し、一歩踏み出したい人に気づきを与えられたらいいなと思っています。その結果として、個人の働き方の多様性が広がっていってほしいですし、新たに踏み出した方たちをfreeeが支えていきたいと考えています。
 

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   icon-hand-o-right  パラキャリ https://parallelcareer.freee.co.jp
 
 
 

Q:学生時代はどんなことに夢中になっていましたか?

音楽です! 中学は吹奏楽部で、高校はフォークソング部に入ってバンドをやったりしていました。あと学校の文化祭や合唱祭などのイベントにも積極的に参加して、クラスのみんなを引っ張っていくのも楽しかったんです。大学からはスポーツですね。東工大では女性の友人とふたりでストリートダンスの『H2O』というサークルを立ち上げました。最速で公認のサークルになり、今は100人ぐらいの現役部員が活動しています。
 
今、あらためて学生時代を振り返ってみると、当時から一から立ち上げたり、みんなでワイワイしながらつくりあげたりするのが好きだったんですね(笑)。
 
 
 

Q:今後の夢を教えて下さい?

将来的には自分も何かサービスを立ち上げてみたいという思いはありますが、今のところは「日本の中小企業を元気にしたい!」というfreeeのミッション以上の課題が自分の中に見つかっていません。もし「これだ!」というものに出会ったら、そこに全力を投入したいと思っています。身近なところでは、ベンチャー業界には女性、特にリケジョが少ないので、もっと増やしたいと思っています!
 

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(取材・文=川原田剛 写真=杉山和行)