9/26 Rikejoのためのプレゼンテーション講座開催されました。
大学院リケジョ7名が参加のもと、宮野先生から「プレゼンテーション」とは?から始まり、その姿勢や具体的テクニックまで、ビッチリ仕込まれた3時間でした。
今回は、「専門家以外の人に、自分の研究を1枚のスライドで伝える」というものです。
参加するにあたり、宿題として事前に、皆さんなりのスライドを作って頂きました。
「1枚で」「専門家でない人」ということで、あまりやったことなないということで、皆さん大変、戸惑ったようです。
具体的な宿題パワポの「ダメだし(!?)」を行う前に、「研究とは何か」「プレゼントは何か」といったことについて、宮野先生からの講義です。
まずは、学生さんということもあり、宮野先生から「研究活動」と「社会人力」のお話がありました。
現状、企業が求める人材と、学生が自分をアピールするポイントが大きく異なり、就職活動などうまく行かないケースがあるといった例をご紹介されながら、では「社会人力」とは何か、どうしたら社会人力がつくのかといったお話がありました。
特に企業や社会が求める社会人力には「考え抜く力」「前に踏み出す地力」「粘り強さ」であるとして、そうした力は、実は大学における研究活動を一生懸命やることでつくというのが宮野先生のお考えです。
研究活動には、研究の計画を自分でたて、自分で実行して、自分で発表するといった計画力、実行力が問われるわけで、このような活動を通じて自ずと社会人力がついていくというものです。
さらに、研究活動でプレゼンテーションが大事なのは、「プレゼンテーションを重視する」ということは、つまり常に発表することを意識しながら研究するということであり、これは常に、自分の研究に対する「客観性」をもって取り組むということになります。
これは、社会の様々な問題を解決するためにと、社会との繋がりを意識することでもあります。
こうした姿勢が研究者にも求められているということなのです。
プレゼン上手は、研究上手ということで、つまり、プレゼンテーションがうまいというのは、単なるテクニックのことではなくて、研究の姿勢そのものが問われているということになるのです。
宮野先生いわく、とにかく「プレゼン=あなた」であるため、そこに書かれたことが「自分」として、その場にいるひとに伝わり評価されるものとなります。
従って、プレゼンテーションに注意を払い、客観性と論理性を持って作成することには非常に重要になってくるのです。
作成したパワポのなかで、「タイトル」「見出し」「図や矢印」「カラー使い」といったどれをとっても意味のないものを書いてはいけないとのこと。
宮野先生のお作りになったパワポの例をみて、本当に一つのスライドに細心の注意を払って作るという姿勢がうかがえます。
私もお話を聞いて大いに反省することではありましたが、ぜひ、学生さんにもこの姿勢を、まずは感じてもらえればと思います。
大学院リケジョ7名が参加のもと、宮野先生から「プレゼンテーション」とは?から始まり、その姿勢や具体的テクニックまで、ビッチリ仕込まれた3時間でした。
今回は、「専門家以外の人に、自分の研究を1枚のスライドで伝える」というものです。
参加するにあたり、宿題として事前に、皆さんなりのスライドを作って頂きました。
「1枚で」「専門家でない人」ということで、あまりやったことなないということで、皆さん大変、戸惑ったようです。
具体的な宿題パワポの「ダメだし(!?)」を行う前に、「研究とは何か」「プレゼントは何か」といったことについて、宮野先生からの講義です。
まずは、学生さんということもあり、宮野先生から「研究活動」と「社会人力」のお話がありました。
現状、企業が求める人材と、学生が自分をアピールするポイントが大きく異なり、就職活動などうまく行かないケースがあるといった例をご紹介されながら、では「社会人力」とは何か、どうしたら社会人力がつくのかといったお話がありました。
特に企業や社会が求める社会人力には「考え抜く力」「前に踏み出す地力」「粘り強さ」であるとして、そうした力は、実は大学における研究活動を一生懸命やることでつくというのが宮野先生のお考えです。
研究活動には、研究の計画を自分でたて、自分で実行して、自分で発表するといった計画力、実行力が問われるわけで、このような活動を通じて自ずと社会人力がついていくというものです。
さらに、研究活動でプレゼンテーションが大事なのは、「プレゼンテーションを重視する」ということは、つまり常に発表することを意識しながら研究するということであり、これは常に、自分の研究に対する「客観性」をもって取り組むということになります。
これは、社会の様々な問題を解決するためにと、社会との繋がりを意識することでもあります。
こうした姿勢が研究者にも求められているということなのです。
プレゼン上手は、研究上手ということで、つまり、プレゼンテーションがうまいというのは、単なるテクニックのことではなくて、研究の姿勢そのものが問われているということになるのです。
宮野先生いわく、とにかく「プレゼン=あなた」であるため、そこに書かれたことが「自分」として、その場にいるひとに伝わり評価されるものとなります。
従って、プレゼンテーションに注意を払い、客観性と論理性を持って作成することには非常に重要になってくるのです。
作成したパワポのなかで、「タイトル」「見出し」「図や矢印」「カラー使い」といったどれをとっても意味のないものを書いてはいけないとのこと。
宮野先生のお作りになったパワポの例をみて、本当に一つのスライドに細心の注意を払って作るという姿勢がうかがえます。
私もお話を聞いて大いに反省することではありましたが、ぜひ、学生さんにもこの姿勢を、まずは感じてもらえればと思います。
講義の後は、名物「ライブ修正」。
例を見せていただきながら、対象のパーポイントの要素をどんどんそぎ落としまたは追加しながら(私にはそぎ落とすイメージが強かったです)、「伝わる」スライドにしていきます。
「この線は意味ないから削除ね」などと、バッサバッサと斬っていく感じです。でも、ダメパワポで斬られるところのミスって、私も実はよくやっていることなのです。そうか、そうかというまさに、目からウロコの展開です。
さらに、学生さんが作ってきた宿題パワポも斬られていきます!ちょっとした工夫で、ちょっと削るだけでずいぶんと伝わりやすく、かつ洗練されたものとなってきます。
色々、先生からの直接のご指導を受けて修正しているうちにあっという間の3時間でした。
参加した方から「自己満足のパワポではだめ」「自分の研究もちゃんと伝えたい」「今まで自分には客観性が足りなかった」という声を頂いています。
色々みなさんの気づきのある会となったようです。
参加した大学院リケジョの皆様、お疲れ様でした。
宮野先生ありがとうございました。
そして、講座は次のステップへと続きます。
折角、「鍛えられたパワポ」なので、ぜひこれを他の方にも見て頂きたいと思います。そうして、色々質疑応答や議論を重ねることで、研究と社会のつながりなどが意識できるリケジョになってもらいたいとも思いますし、彼女たちのステキさも、一般の方にも知っていただきたいです!!
次ステップの会は、どなたでもオーディエンスとして参加できますので、ご興味のある方はお友達をお誘いの上ご参加ください。11/18を予定しています。
(矢部)