*お客さまから住みやすいと言われると、この仕事をしていてよかったと実感します
注文住宅の設計をしています。お客さまのイメージやライフスタイル、理想の住まいなどをうかがい、平面図や3D図、映像を使いながら設計します。
外観や間取りのほか外壁の材質、照明などすべてを決めていきます。
営業やインテリア担当とチームで進めますが、家づくりに関するすべての流れを把握するのが設計担当。納期や予算の管理、法規制に関する知識やデザインセンスも求められます。
注文住宅の基本はゼロからつくっていくもの。自分の裁量に任されますが、だからこそお客さまとのやりとりが大事です。
*会社の看板になれているとうれしい!
入社4年目でまだ年齢が若いのですぐに信頼を得ることが難しいこともありますが、親近感を持っていただけるなど、女性ということが強みになることもあります。
最近、店舗併用住宅を手がけましたが、営業担当が商談中に案内していると聞き、会社の看板になれているとうれしく思います。
*大きなものより、使う人が見える住宅がいい
モノづくりがしたかったので建築学科に進みましたが、橋やビルといった大きなものより、使う人が見える住宅がいいなとハウスメーカー中心に就活しました。
住友林業の家は自由設計の注文住宅で、木を使ったオリジナル構法が特徴です。床や内装にも木を使い、木の温かみを出しています。木は再生可能な素材であり、当社はその木を活かす事業を展開しています。
高校時代から環境問題にも興味があったので、環境に配慮しているところに魅力を感じました。
*よい提案ができる設計士になることが目標
仕事のスケジュールはお客さま優先ですし、なかなかカレンダー通りには休めないこともありますが、それでも家の引き渡し後にお客さまから「住みやすい」と言われると、この仕事をしていてよかったと実感します。
最初の設計図でそのまま建ててもらえるような、よい提案ができる設計士になることが目標です。
(文=十倉和美 写真=神谷美寛)