11月12日、東京都にある成立学園にて、理系選択の高校2年生のみなさんと「働く」をイメージする、Rikejobワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、生徒それぞれがどんなリケジョブに興味があるか、将来どんな仕事をしたいかを会員のみなさんにはおなじみのRikejo会員誌を活用しながら探っていきました。
1,2限を利用して朝から約50名の理系高校生がワークショップのために集合。今回は各5、6人のグループに分かれてもらい、グループワーク形式で学んでもらいました。
まずは生徒のみなさんが「私は医療関係が気になるからこれ!」と、それぞれが興味のある分野、好きな色の表紙など、色とりどりのRikejo会員誌から自由に一冊セレクト。その分野ではどんなお仕事があるのかを会員誌の「お仕事図鑑」や「教えて!どうして、この”お仕事”を選んだんですか?」のコーナーで調べてましたよ。Rikejo特製のワークシートは一生懸命に書き込んだ高校生たちのコメントでビッシリ。その後はいよいよグループ内で発表です!
自分の好きな分野は「教員」や「コンサルティング」、「金融」など、見事にバラけていました。中には「ガラスメーカー」や「カルピス製造の過程に興味がある」などかなり具体的な目標を持った学生さんもいましたよ。
何に興味があるかわかったら、次はそれを目標としたときに何をするべきか、10年後の27歳の自分を想像しながら考えてもらいました。成立学園の学生さんはやるべきこととして「数学を頑張る」「英語を頑張る」など受験生ならではの勉強に対する高い意識が見られるものがたくさん!また、「世の中の経済についてもっと知る」など社会に出ることを見据えた意見もありましたよ。
ワークシートが埋め終わったころ、1限が終了。小休憩を挟み、2限はRikejoスタッフの上崎貴実代が講演をしました。日本の女性研究者の割合が低い現状といった大きい話や上崎自身のリケジョとしての経験といった身近な話まで、「理系のいま」をこれから理系に進むであろう高校生たちに伝えていました。
自分が何が好きなのか、どんな仕事がしたいのか。今回のワークショップでは、それについて真剣に考え、さらには互いの夢や共有しあうことができたかと思います。ぜひみなさん自分の夢や目標が実現できるよう、頑張ってくださいね。応援しています。
(瀬川 明日奈)