学会の楽しみは「学会」だけじゃない!

こんにちは! お茶大リケジョ部のかすみです。

今年の9月上旬に、石川県にある金沢工業大学で行われた2019年度日本建築学会大会[北陸]に行ってきました!

前回の記事では、私が初めて参加した「学会」の雰囲気についてお話ししました。

ひたすらいろんな人の発表を聞くのは大変そうだ……と思って向かった学会でしたが、参加してみると想像していたよりもずっと面白かったです。

やはり、興味があることに対しては何事も楽しく、面白く感じますね。

しかし! 学会の楽しみは「学会」そのもの以外にもたくさんあるのです!

さて、今回の記事ではそんな意外と面白かった学会期間中の、学会以外の楽しみについてお話ししてみたいと思います!

 

楽しみその1:美味しいものをたくさん食べる

とにかく食べることに目がない私。

今回学会で金沢に行くにあたり一番楽しみにしていたのは、この美味しいもの巡りでした。

私だけでなく、大多数の人が美味しいもの巡りを楽しみのひとつとして学会に向かうのではないでしょうか。

街歩きをしつつ気になるお店で気になるものを食べるのもよし、事前に食べたいものをリサーチしておいてそこに向かうのもよし。

建築を勉強している私は後でお話しする建築見学をメインとしていたため、美味しいもの巡りは基本的に行き当たりばったりでした。

絶対に食べたいものはあらかじめ決めておくけれど、お店は街歩きの途中で見つけたいい感じのお店にする。

意外とこの方法がうまくいったので、美味しいものをたくさん食べられる美味しいもの巡りになりました。

 

楽しみその2:同期や先輩、先生とたくさん話す

普段、研究室で研究している時は研究内容以外の話はなかなかできない先輩や先生。

そんな先輩や先生とも、せっかく遠くに来ているのだから研究室のみんなで夜ご飯を食べに行こう!となったおかげで、いろいろなお話をすることができました。

金沢の郷土料理を食べながら中国から来ている先輩と日本と中国の食材の違いの話をしたり、地酒を飲みながら先生とお酒の話をしたり、日中どこに行っていたかを報告しあっておすすめの建築物を紹介してもらったり……。

興味のある発表とかぶっていて聞きに行けなかった、先輩の発表がどうだったかを聞いたり、お互いに自分が聞いてきた発表がどういう内容だったかを報告しあったり、来年発表できるように頑張ってねと応援されたり……。

「学会」というネタがあるので、それに関する話題だったりそこから発展して出てきた話題だったりといろいろな話題があって、話が途切れることなくいろいろな人と話せてとても楽しかったです。

 

楽しみその3:街を歩いて、建築を見に行く

そしてこれは、建築を勉強している人ならではかもしれませんが、街歩き・建築見学という大きな楽しみもあります。

金沢は建築でも有名なまち。

金沢21世紀美術館をはじめとして、有名な建築物がたくさんあります。

今回の学会期間中に訪れたのは以下の6箇所。

金沢駅

建築材料学の授業で見たことがある……!

想像していたより大きくてびっくりしました。

長町武家屋敷通り

金沢21世紀美術館

最も楽しみにしていたところ。

妹島和世さんの設計する建物がとても好きなので、実際に見に行けてとても嬉しかったです。

ちなみに、インスタ映えで有名な(?)レアンドロのプールは、チケット購入の列がとても長かったので断念しました……(笑)。

兼六園

ひがし茶屋街

近江町市場

肝心な市場を撮り忘れてしまったので、市場の中にあるお店で食べたのどぐろの写真です。

鈴木大拙館

先生おすすめのスポット。

この鈴木大拙館を設計した谷口吉生とその父・吉郎に建築模型などを展示する「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」も少し離れたところにありますが、先生のおすすめは鈴木大拙館だということで、今回はこちらに。

どのスポットにも同年代の人たちが大勢……。

普通に旅行に来ている人もいたとは思いますが、きっとほとんどが建築学会に参加している学生だったはず。

時々「建築勉強してるんだな〜」と感じる会話が聞こえてくるのが面白かったです(笑)。

 

前回に引き続き、学会に関する記事でしたが、今回は学会期間中の「学会」以外の楽しみについて書いてみました!

いかがでしたでしょうか?

いつか学会に参加することになれば、学会の発表だけでなく、ちょっとした楽しみにも目を向けてみたらもっと楽しい学会になると思います!