科学の甲子園2

 

◎『科学の甲子園』って何?

全国の高校1・2年生が6~8名でチームを組み、筆記試験、実技試験(1)、(2)、(3)の計4つの課題に取り組み、その総合得点を競う国内屈指の学生による科学競技会。優勝チームは、なんとアメリカ・ネブラスカで開催される「サイエンス・オリンピアド」へ派遣されます!
icon-caret-right 「科学の甲子園」ウェブサイト:http://rikai.jst.go.jp/koushien/

 

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総合優勝はシブマク! 準優勝メンバーにはリケジョも!!

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総合優勝を果たしたのは千葉県代表・渋谷教育学園幕張高等学校(通称:シブマク)! 
筆記競技で第2位のほか、4つの試験すべてで好成績をあげ、見事、総合優勝に輝きました。
 
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準優勝は、リケジョがいる兵庫県代表・白陵高等学校! 
チーム内唯一の女子で2年生の山崎杏花さんは、実技競技(3)「登れ!筑波山」でも活躍。初出場で準優勝という快挙に目を潤ませながら「めっちゃ嬉しいっ! ふだんからメンバーみんな仲がいいので女子1人でも全然平気です」。メンバーからは「ウラのキャプテンです!(笑)」との声も。白陵高校は最も良いチームワークに贈られる特別賞も受賞しました。
 
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女子生徒3名以上を含むチームのうち最優秀校に贈られる特別賞は、沖縄県代表・昭和薬科大学付属高等学校が受賞!
 
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実技試験(3)「登れ! 筑波山」で第3位、総合成績でも第9位に輝いた、茨城県代表・水戸第一高等学校の副リーダーは、2年生の金光晴香さん! 開催県の代表校ということもあり、取材陣に囲まれていました。
 
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特別参加したジュニア大会の全国優勝チーム、茨城県立並木中等教育学校でも多数のリケジョが奮闘! 
 
 

競技のあともイベント盛りだくさん!


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競技終了後の特別シンポジウム「キミが世界を変える!」では、2014年ノーベル物理学賞を受賞した天野浩さん(名古屋大学教授)をはじめ、幅広いジャンルの研究者たちが登場。学生たちとの質疑応答は、笑いあり、学びありの貴重な時間になりました!
 
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文部科学省主催の「車座ふるさとトーク」では、藤井基之文部科学副大臣を前に、リケジョたち高校生が本音トーク!
 
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今大会唯一の女子高、群馬県代表・群馬県立前橋女子高等学校からは、2年生の青山佳奈さんと田中千智さんが参加。
 
「高校のカリキュラムは座学が多い。もっと実験を楽しみたい!」と青山さん。
「読めば答えまで教科書に載っちゃっている…。それでは、やった感がない」と田中さん。
 
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「科学の甲子園」第2回大会の優勝校でもある愛知県立岡崎高等学校の井澤さんは「ジェンダーが気になっている! 女子なのに○○とか、女子なのにスゴイとかに違和感がある。今はまだ必要だとは思うけれど、いずれは“リケジョ”という言葉もなくなるくらいでないと」と鋭い意見も!
 
全国からたくさんの高校生、そして、リケジョたちが集まった「科学の甲子園」。知識と技と青春をかけて競い合う、1年に1度の大イベントに、来年は皆さんも挑戦してみよう! 目指せ、全国大会!! 高校生日本一!!