*半導体の研究やエンジニアを経て客室乗務員に!
大学院では半導体の研究をしていましたが、今は、Peach(ピーチ・アビエーション)で客室乗務員をしています。
実は、この仕事に就く前は、7年間、電機メーカーでエンジニアをしていました。
エンジニアと客室乗務員は、一見まったく違う仕事に思えますが、私の中では「自分が携わる商品やサービスでお客様に喜んでもらいたい!」という思いでつながっています。
*毎日がとても楽しく、刺激的!
Peach(ピーチ・アビエーション)は日本初のLCC(ローコストキャリア)で、万全な安全性を確保しながらも、自由な発想で効率的な運航業務に挑戦している会社です。
私もフライト業務だけでなく、地上業務もやっています。
高校生のころには、まさか自分が客室乗務員になるとは思っていませんでしたが(笑)、とても楽しく、刺激的な毎日を送っています。
*お客様に直に接することができる客室乗務員に転職
そもそも理系を選んだ理由は、文系科目よりも理系科目のほうが得意だったからで(苦笑)、工学部を選んだ理由は、学問をやる理学系よりも自分で何かをつくり出していくことで、誰かの役に立ちたいと思ったからでした。
大学院まで進み、半導体の研究をする中で、企業との共同研究などもあり、商品につながる研究の面白みを感じ、卒業後はメーカーへ就職。開発、設計、製造にまで関わりました。ただ、エンジニアではどうしてもお客様と接する機会が少なく、もの足りなく感じるようになりました。そこで、まったくの異業種でしたが、お客様に直に接することができる客室乗務員に転職したんです。
理系に進学したから理系の仕事をしなければいけないなんてことはありません。仕事だってひとつじゃなくていいんです。
狭い枠にとらわれず、こだわりすぎず、その時に興味のあるものに挑戦しながら、少しずつ自分の道を切り開いていってください。
( =峯田亜季 =吉見幸夫)