11/7に都立戸山高校にて、第1回「Symposium for Women Resercher(SWR)」が開催されました。都内のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に通うリケジョや大学生・院生によるポスターセッションや、パネルディスカッションが実施されました。Rikejoプロジェクトとしては、パネルディスカッションをお手伝いしました。
 

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これだけの理系の女子高校生が集まるイベントも珍しいというもの。また、彼女たちは、SSHということで、将来の研究分野の担い手として期待されています。そこで、パネルディスカッションでは、そんな女子高校生のみなさんの少しでも参考になるようにと、研究者としての生活やその仕事内容、研究者という道を選ぶにあたってのゲストの方のお考えを聞くこととしました。

ゲストは、以下の5名です。原先生は、リケジョの大先輩としてまだまだ理系に進む女性が少なかった時代からその道を切り開いてくださったパイオニア的存在。宇都宮さんは、量子コンピューターという最先端の分野を切り開いているリケジョ。そして中島さんは、高校時代に数学オリンピックの世界大会で優勝し数学者として活躍しつつも、ジャズピアニストとしても活躍する異色の存在と、とても多彩なゲストです。また、学生さんも、自分の意思をしっかりと持っているステキなリケジョです。


• 成蹊大学理工学部 教授 原節子さん
• 国立情報学研究所准教授 宇都宮 聖子さん
• 数学者&ジャズピアニスト 中島 さち子さん
• 成蹊大学理工学部 M1 相澤 友里さん
• 成蹊大学理工学部 B4 東方 菜穂さん

具体的には、なぜ、理系を選んだのか。高校生と思い描いていたことと違っていたこと、研究者の生活の1日などについて、ゲストの発表も踏まえてお伺いしました。
印象的だったのは、3人の先生方の「好きなことを続けてきたら、気がついたら今の自分がいる」という言葉。好きなことを続けると運命の扉が自然と開くようです。
もちろん、ゲストの皆様の努力があってのことだとは思いますが、この自然体なところがすごくステキです。原先生によれば、これは女性だからこそかもしれませんとのこと。また、確実にアカデミックの世界でもリケジョの追い風は吹いているとのこと。活かさない手はないですよね。
また、学生さんのお二人からは、大学での生活や就職活動、大学院生活など、より高校生の興味に近いお話をしてくださいました。
あっという間の1時間でしたが、研究者として生きる本質についてお伺いできたと思います。少しでも中高生のリケジョの頭の中に この中から多くの「リケジョ」が育ってくれることを期待します。

大学生によるポスターセッション

高校生からも活発な質問が出ていました
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パネルディスカッションの様子

 
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高校生によるポスターセッション

 
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