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*映像や音を出すうえでベースとなるエンジンを開発しています!

ゲームのプログラミングの舞台裏には、大きく分けると2つあり、いろんなタイトルに共通して使われるベースとなるエンジン部分と、タイトルごとに異なるプログラム部分とがあります。
私は、映像や音を出すうえでベースとなるエンジンの開発を担当。その中でも映像部分のプログラムを組んでいます。
「こういう見た目にしたい! こういう機能が欲しい!」という要望にどう応えていけるか、試行錯誤しながらデザイナーさんたちとゲームをつくり上げていきます。
とっても楽しい仕事ですよ。つくったものがすぐに目に見えるのも面白いですし、お客様からのフィードバックが大きいのも魅力です。

*大学の授業でコンピューターの知識がどんどん増えました

この世界に興味を持ったきっかけは、小学生のころに出会ったゲーム。映像の美しさに驚いて、「グラフィックの仕事がしてみたい!」と思いました。
コンピューターの勉強をするためにはどの学部や学科に行けばいいのかを調べて、進学先を決めました。大学の勉強は、とにかく楽しかったです。授業で習うことは知らないことばかり。コンピューターの知識がどんどん増えていきました。
ちょっと困ったのは、女子校から工学部へ進学したので、なかなかクラスの男子と仲良くなれなかったことくらいでしょうか(笑)。

*“楽しいこと”を好きでいてください

いつか新しいゲーム技術を開発して、世界に発表したいです。
ゲーム業界にはアメリカで開かれる世界的なカンファレンスがあるのですが、そこで「へぇ、カプコンってこんなことやってるんだ!」と多くの人に知ってもらいたい。やはり、やりたいことがあるというのは大事です。それがあればくじけず頑張れます。
みなさん、ぜひ“楽しいこと”を好きでいてください!
(文=峯田亜季 写真=吉見幸夫)