記事イメージ_03

記事イメージ_06

 

*安全で快適なフライトを提供するための大切な仕事です

航空会社の仕事に興味を持ったのは子どものころでした。
初めて飛行機に乗ったとき、
陸続きではない世界中をつなげていく仕事って
夢があるなと思ったんです。
ただ、そこから目標に向かって一筋……というわけではなく(笑)、
大学では地学や気象などを勉強していました。
 
その後、就職活動中に、夢が再燃したのですが、
飛行機を飛ばす上で気象は大事な要素ですので、
学生時代に学んできたことは決してムダではなかったなと思います。

*24時間体制でお客様の安全を管理しています。

私が担当する運航管理とは、
本社ビルに設置されたオペレーションコントロールセンターで、
国内・海外のすべてのJAL便の離陸準備から運航状況、
そして無事に目的地に着陸するまでを24時間体制で監視する仕事です。
飛行機は決められた経路に沿って飛びますが、
同じ行き先でもそのときの天候状況などによって毎便経路は異なります。
そうした飛行計画を作成するのも仕事の一つですが、
そのためには運航管理者という国家資格が必要です。
その取得に必要な訓練を実施する業務も担当しています。

*夢はフルタイムでの海外勤務

運航管理の仕事でもっとも大事なのは、
お客様に安全で快適な
フライトを提供していくこと。
万が一、運航が乱れても、少しで早く通常の状態へ戻せるように瞬時に考えていく。
こうした仕事は航空会社にしかできないことですので、
とてもやりがいを感じています。
また夏の旅行シーズンなど海外チャーター便が出るときは、
事前に私たちが現地の空港に出向き、ハンドリングをすることもありますが、
いずれはフルタイムでの海外勤務をしたいと考えています。
海外はスタッフの数も少なく、
今以上に多くの職務を課されますが、
だからこそ自分の力を試せる場だと思いますので、
ぜひチャレンジしてみたいですね。
(文=倉田モトキ 写真=井上孝明)