Google では、将来のコンピュータ科学者やソフトウェア開発者を目指す学生を対象に、様々な「育成プログラム」を提供しています。そのうちの一つ、「夏季エンジニアリング トレーニング プログラム(STEP: Summer Trainee Engineering Program)」は、情報科学などの技術分野を現在専攻している、または専攻する予定がある学士課程の学生を対象としたプログラムです。
このプログラムは Google およびテクノロジー業界の多様性を高めることを目的としています。Google の検索エンジンやツールは世界中の多様なユーザーに利用されていることから、Google は幅広い視野や考え方、そして多様な文化をテクノロジー業界に取り入れることが必要だと考えています。このことから、女性、少数民族、障がいのある方など、従来テクノロジー業界で活躍する機会の少なかった方々にも積極的にご参加いただきたいと考えています。
(写真提供: Google)
当プログラムは前半、後半に分かれており、「教育開発コース」と「ハンズオン インターンシップ」がそれぞれ 8 週間ずつ用意されています。前半の教育開発コースでは、将来の研究とキャリアに役立つ知識を提供する目的の講義型のプログラムになっています。後半のハンズオン インターンシップでは、コア ソフトウェアのプロジェクトが割り当てられ、Google 社員のチームと協力してプロジェクトを遂行します。ここでは、Google のエンジニアが 1 人ずつについて、メンターとして指導します。
教育開発コース
プログラムの前半は、技術的なスキルやソフトスキルを育成することを目的としています。全8 回のクラスで構成され、このコースを修了すると 後半のプログラムに応募できるようになります。このコースは日本語で開催されます。
コース期間: 8 回のクラスを毎週金曜日に1 回ずつ、午後5時から開催(各回3時間)
場所: Google 東京オフィス(交通費は全額支給します)
ハンズオン インターンシップ
プログラムの後半は、有給のインターンシップ プログラムです。教育開発コースを修了した応募者の皆様には、いずれかのコア ソフトウェアのプロジェクトが割り当てられます。インターンシップ プロジェクトの割り当ては、各学生の経験、スキル、関心分野に基づいて決定されます。グローバルな環境でプロジェクトを進めていく上で、コミュニケーションに英語が用いられることもあります。
インターンシップ期間: 8 週間(プロジェクトの範囲と学生の参加可能日に応じて変わります)
勤務地: Google 東京オフィス
● 現在、応募するセッションの国または地域の 4 年制大学に在籍中で、コンピュータサイエンスまたは関連する技術分野を専攻している、または専攻する予定であること
● 応募の時点で 1 つ以上のコンピュータサイエンスの講座を修了していること
● 日本国内で就労可能な資格を有すること
● 望ましい経験/スキル:Java、Python、C、または C++ を使用したプログラミングの経験
応募方法:
こちらのページの上部 [応募] ボタンから、応募フォームを送信してください。その際、必ず履歴書を添付してください。
応募締切: 2017年4 月19 日(水) 午後11時59分(日本時間)
*選考は受付順に開始しますので、できるだけ早く応募されることをおすすめします。審査には少々時間がかかりますのであらかじめご了承ください。
(写真提供: Google)
Google では、エンジニアは検索を改革するだけではありません。世界中で、大規模なスケーラビリティを持つソリューション、大型のストレージ ソリューション、大規模なアプリケーション、デベロッパー向けの新しいプラットフォームの開発に日々取り組んでいます。AdWords から Chrome まで、Android から YouTube まで、ソーシャルからローカルまでの多岐にわたって、Google のエンジニアは次々と技術を進歩させて、世界を変えています。
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