梅雨の晴れ間、お天気にも恵まれた6/13、青山学院大学 相模原キャンパスで「Rikejo♡青学」と題して、理工学部と社会情報学部の特別オープンキャンパスが開催されました。
イベント参加者は、なんと計258名! 「模擬授業」や青学の先輩リケジョと交流できる「Rikejoカフェ」など、盛りだくさんだった1日をリポートします!
イベント前には、青学自慢のチャペルで歓迎礼拝も!
青学のマスコット、イーゴくんも駆けつけて参加者をお出迎え!
【当日のプログラム】
1.学部紹介
2.模擬授業
3.理工学部:学科紹介&研究室ツアー/社会情報学部:特別企画「社会情報女子の1日」
4.Rikejoカフェ
1.学部紹介
2.模擬授業
3.理工学部:学科紹介&研究室ツアー/社会情報学部:特別企画「社会情報女子の1日」
4.Rikejoカフェ
1.学部紹介
理工学部と社会情報学部それぞれの会場で、まずは学部紹介です。
理工学部は、今年創立50周年。学部長が登場し、理工学部の魅力を紹介してくれました。青学の理工学部は教員の数が多く、生徒4.3人に1人の割合で教員がいるためきめ細かい指導が行われているそう。なお、アニバーサリーイヤーの今年は、たくさんの企画が目白押しで、10月にはノーベル物理学賞を受賞した天野浩先生の特別公演もあるとのこと!
社会情報学部は、実際の授業のVTRを流しながら、文系と理系が融合した学部ならではの幅広い魅力を紹介。「震災の時にツイッターがどう活用されたのか」「GoogleとYahoo!の最大のちがいとは」「テレビCMの演出による情報の伝わり方」など、身近な話題を社会情報学部の視点で切り取っていくようすに、みんな興味津々!
2.模擬授業
教授たちが登場し、実際の授業さながらの、50分間の模擬授業がスタート!
理工学部の模擬授業を担当したのは、化学・生命科学科の長谷川美貴教授。「錯体(さくたい)化学」という分野から、レアアースを発光させる研究を紹介してくれました。また、教授が大好きだという元素の周期表について、世界各国で入手してきたマニアックな「長谷川コレクション」も披露され、楽しい研究現場のようすが伝わってきました。
社会情報学部の模擬授業は、二部構成。前半は、人文社会情報学が専門の杉本清香助教。医療現場でSNSがどう役立っているか、リアルな研究内容が紹介されました。後半は、教育工学が専門の吉田葵助教。センサーとネットワークを使って、さまざまなものを創り出す研究は、とってもユニーク! 今話題のドローンも登場しました。
3.研究室ツアー
理工学部の研究室ツアーでは、青学の先輩たちのナビゲートのもと、2つの研究室を巡りました。
まずは、長谷川美貴教授の研究室へ。長谷川研究室は、世界で最も読まれている新聞「The New York Times」にも紹介されました。周期表のコレクションもずらり。そして所狭しと並んでいたのは、光を測るための装置たち。なかには数千万円もする世界でここにしかない貴重なマシーンも! 部屋の灯りを消して見せてくれたのは、世界中のお札。光る素材はお札のセキュリティに活用されているそうです。
次に、酵母菌などを扱い分子遺伝学を研究する阿部文快教授の研究室へ。微生物から普遍的な原理を探る阿部教授は、微生物を用いて生命現象の普遍的な原理を探っています。3Dプリンターでつくったというアミノ酸を輸送するタンパク質の拡大模型を手にしたり、ディスカッション顕微鏡と呼ばれる5人同時に同じ対象物を観察できる顕微鏡で大腸菌を見たり、研究室をくまなく体験することができました。
4.Rikejoカフェ
締めくくりは、学食の2階にあるカフェラウンジで開催された交流会。青学の先輩リケジョ約30人も参加し、各テーブルで中高生たちと本音トークを展開!
テーブルは「物理・数理学科」「電気電子工学科」など、学科ごとに分けられ、参加者はそれぞれ興味のあるテーブルへ。お菓子とジュースを片手に、どうしてこの学科を選んだのか? 実際のキャンパスライフは? 実験は大変か? など、さまざまな質問が飛び交っていました。
なんと、最後はイーゴくんも、カフェトークに参加♪
おまけ
イベントに参加した学生には、修正テープ、カドケシ(消しゴム)、マークシート用シャープペンなどプレゼントがいっぱい! 理工学部50周年記念エコバックはプレミアもの!?
保護者同伴OKだった本イベント。途中から、学生と保護者は別プログラムになり、保護者の皆さんもキャンパスツアーを満喫しました。
(文・写真=峯田亜季)