皆さんは、どんな本を読んでいるのでしょうか? 科学本とかって読みますか?
Rikejoでは、理系女子の100冊サイトも運営しています。
・自分の人生がこれで変わった!
・中高生のうちにこれを読んでおくとよい
・科学がももっと好きになる!
・大人にもお勧め
といった基準で、先輩リケジョから、お勧めされている本を紹介しています。
ということで、Rikejoのサイトでも理系女子の100冊として、お勧め本を紹介して行きたいと思います!
第1弾は、講談社ブルーバックスから4月発行されたばかりの
宮野公樹先生の「研究発表のためのスライドデザイン」
をご紹介します!
ちなみにブルーバックスは今年、50周年です。
リケジョに「萌え」な本から、お役立ち本まで約1800冊タイトルあります!
(http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/bluebacks/)
「研究発表のためのスライドデザイン」は、
理系なら絶対やらなきゃいけないプレゼンテーションの時に「伝える」スライドにするための
コツが沢山つまっている本です。
そこには、自分が一方的に伝えるのではなく、相手に伝わることに視点をおいた、
スライド作りに欠かせない根本的な考え方がベースとなっています。
文字の使い方から、全体のデザイン、グラフの使い方など、すぐに
取り入れられる様々なルールが示されています。
何気なくパワーポイント常設されているデザインをそのまま流用していたりしませんか?
それで本当に伝わるのか? きちんとと考えたことはありますか?
(私自身も多いに反省!!)
宮野先生には、昨年「リケジョのためのプレゼンテーション講座」も開催して頂きました!
(詳細はこちら)
この本は単なるデザイン本ではなく、宮野先生の研究活動には客観性と理論性を
もって取り組むべきであり、プレゼンテーションにその研究姿勢、
つまり自分自身が現れてしまうというというポリシーが詰まっています!!
また、この本の最後には、プレゼンテーションは、研究者の絶好の訓練の場で
あるとも書かれています。プレゼンテーションを作りながら
自問自答することが、研究者の成長につながるのだそうです!
プレゼンテーションをする機会のある理系の方には、ぜひ一冊お手元に
おいていただきたいオスス本です。
宮野マインドを感じながら、このルールを活用することで、素晴らしいスライドが
できちゃうというお得本!
現在、大変好評で、書店によっては品薄状態だそうです。
(アマゾンでは、ナント、中古がプレミアム価格になってましたぞ!!)
一度、「理系女子の100冊サイト」もぜひ、覗いて見いてくださいね!(矢部)
次のお便りは、「伝説の古代大陸「アトランティス」の夢」です。
理系女子の100冊 お勧め本 「研究発表のためのスライドデザイン」
2013.05.10
シェアする