リケジョからの質問
数学教師になるには

花
質問日:
2012.01.19
高校3年の女子です!!
将来、数学教員になるためには
大学院にも行くべきですか?
教員になる際に、重要視されることなど教えてください!
将来、数学教員になるためには
大学院にも行くべきですか?
教員になる際に、重要視されることなど教えてください!
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先輩リケジョからの回答1 回答
ぽち(東京工業大学大学院)
回答日:
2012.01.22
たちゃさん、こんにちは。
教師になるのに、大学院に行くことが義務付けられているかどうか、というと現時点ではそうではありません。
教員免許状にはいくつか種類があります。
多くの人が目指すのは、大学の教職課程を修了すると取得できる「一種免許状」というものです。
取得、あるいは取得見込みの者として、各都道府県、あるいは学校別の、あるいは私学適性試験というものを受検し、その成績などを学校が総合的に評価します。
そして採用が決定…という流れになります。
この流れの詳しいことは省略します。
さて、大学院で取得できるのは、「専修免許状」です。
これを取得するためには学部で一種免許状を取得済みであることと、大学院に行くこと、だけです。
たとえば、まずは学部で「中学校(あるいは高等学校)教諭一種免許状(数学)」というものを取得します。そして大学院で「中学校教諭専修免許状(数学)」というものを取得します。
大学の学部のように、特別な科目(教職に関する科目など)を受講する必要はなく、申請の手続きだけです。
ですので、大学2年間は、自分の専門科目(たとえば数学)をじっくり勉強・研究することができます。
また、最近は教職大学院という、専門職大学院が設置されました。
この大学院は普通の大学院と違って、教職のエキスパートを目指す大学院です。
他の先生をリードするような、「先生の先生」として現場で活躍したい!という人が行きます。
2年間、現場の学校で実習をたくさんして、新しい教材や教え方などを研究したりするそうです。
この大学院で取得する免許状はやはり専修免許状です。
少し話は逸れますが、大学を卒業すると、「学位」というものを授与するのですが、御存知ですか?
学部を卒業した人の学位は、「学士」といいます。
大学院(修士課程2年間)を卒業すると、「修士」、
その後さらに大学院(博士課程3年間)に行き、卒業すると、「博士」を授与します。
それぞれの学位には、専攻分野が付いていて、たとえば、「学士(理学)」などがあります。
ここで、一般的な大学院修士課程を修了するともらえるのは、たとえば「修士(理学)」ですが、教職大学院を修了すると、専門職学位という特別な学位として、「教職修士(専門職)」を取得します。
ここが、一般的な大学院修了者と教職大学院修了者の目に見える大きな違いになります。
「数学教員になるためには大学院に行くべきか」という質問でしたが、もう少し。
現時点で義務付けられてはいませんが、海外の先進国では大学院修士課程を修了してからでないと教員になれない、という国もあります。教育大国として有名になったフィンランドもその一つです。
日本も、そのうちそうなるかもしれない、と考えると、大学院に行くことを選択肢の一つとして考えておくと良いと思います。
かく言う私も、高校の時にそう聞いて、大学院に行くかもしれない、と漠然と考えていました。
大学に入ったら、もう少し詳しく情報を集めてみてください。
大学院は、数学にしろ、教職にしろ、自分の専門を深めるところです。
中途半端な心持ちだと辛いかもしれません。
やっぱりもっと知りたい!と思ったら進学を考えてください。
教員になる際に重要視されること、というのは、細かいことは学校によって異なると思いますが、私は、遊びも勉強も一生懸命してきたかどうかだと思います。
なので、大学へ行ったら、アルバイトも、サークル活動も、勉強も、遊びも、旅行も、いろんなことをしてください。そこからたくさんのことを学んで、語れる人になれば良いと思います。
教師になるのに、大学院に行くことが義務付けられているかどうか、というと現時点ではそうではありません。
教員免許状にはいくつか種類があります。
多くの人が目指すのは、大学の教職課程を修了すると取得できる「一種免許状」というものです。
取得、あるいは取得見込みの者として、各都道府県、あるいは学校別の、あるいは私学適性試験というものを受検し、その成績などを学校が総合的に評価します。
そして採用が決定…という流れになります。
この流れの詳しいことは省略します。
さて、大学院で取得できるのは、「専修免許状」です。
これを取得するためには学部で一種免許状を取得済みであることと、大学院に行くこと、だけです。
たとえば、まずは学部で「中学校(あるいは高等学校)教諭一種免許状(数学)」というものを取得します。そして大学院で「中学校教諭専修免許状(数学)」というものを取得します。
大学の学部のように、特別な科目(教職に関する科目など)を受講する必要はなく、申請の手続きだけです。
ですので、大学2年間は、自分の専門科目(たとえば数学)をじっくり勉強・研究することができます。
また、最近は教職大学院という、専門職大学院が設置されました。
この大学院は普通の大学院と違って、教職のエキスパートを目指す大学院です。
他の先生をリードするような、「先生の先生」として現場で活躍したい!という人が行きます。
2年間、現場の学校で実習をたくさんして、新しい教材や教え方などを研究したりするそうです。
この大学院で取得する免許状はやはり専修免許状です。
少し話は逸れますが、大学を卒業すると、「学位」というものを授与するのですが、御存知ですか?
学部を卒業した人の学位は、「学士」といいます。
大学院(修士課程2年間)を卒業すると、「修士」、
その後さらに大学院(博士課程3年間)に行き、卒業すると、「博士」を授与します。
それぞれの学位には、専攻分野が付いていて、たとえば、「学士(理学)」などがあります。
ここで、一般的な大学院修士課程を修了するともらえるのは、たとえば「修士(理学)」ですが、教職大学院を修了すると、専門職学位という特別な学位として、「教職修士(専門職)」を取得します。
ここが、一般的な大学院修了者と教職大学院修了者の目に見える大きな違いになります。
「数学教員になるためには大学院に行くべきか」という質問でしたが、もう少し。
現時点で義務付けられてはいませんが、海外の先進国では大学院修士課程を修了してからでないと教員になれない、という国もあります。教育大国として有名になったフィンランドもその一つです。
日本も、そのうちそうなるかもしれない、と考えると、大学院に行くことを選択肢の一つとして考えておくと良いと思います。
かく言う私も、高校の時にそう聞いて、大学院に行くかもしれない、と漠然と考えていました。
大学に入ったら、もう少し詳しく情報を集めてみてください。
大学院は、数学にしろ、教職にしろ、自分の専門を深めるところです。
中途半端な心持ちだと辛いかもしれません。
やっぱりもっと知りたい!と思ったら進学を考えてください。
教員になる際に重要視されること、というのは、細かいことは学校によって異なると思いますが、私は、遊びも勉強も一生懸命してきたかどうかだと思います。
なので、大学へ行ったら、アルバイトも、サークル活動も、勉強も、遊びも、旅行も、いろんなことをしてください。そこからたくさんのことを学んで、語れる人になれば良いと思います。
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